【Unity】初めて『シェーダーグラフ』を始めるための準備
こんにちは。
最近Unityのシェーダーグラフを触り始めたので、備忘録的に記事にしていきたいと思います。
まずはシェーダーグラフを始めるための準備です。
必要なデータのインストール
シェーダーグラフを使えるのはバージョン 2018.1.0b2 以降からなので、まずはこのバージョン以降のUnityをインストールしましょう。
正式版のUnity 2018.1がリリースされていますので、こちらかダウンロードしてください。
ただし、まだ普通に上記のバージョンのUnityを立ち上げてもシェーダーグラフ用のシェーダーを作る事ができません。(Createのメニューに出てこない)
シェーダーグラフを使うためにはそれ用のサンプルプロジェクトをインストールする必要があるみたいです。
この辺に関してはコガネブログさんが丁寧に解説してくれています。
これでシェーダーグラフを使えるようになったと思いますが、シェーダーを書いた事がある方ならいざ知らず、コードも書けない僕にとってはここからどうすればいいか途方に暮れてしまいました。
初めてツールを覚えるには超簡単なサンプルデータを参考に弄りまわすのが最適なんですが果たしてそんなものがあるのか・・・。
と思って探してたらバッチリなのがありました。
「Shader Graph Example Library」というプロジェクトです。
こちらもコガネブログさんですw(ホント感謝です!ありがとうございます!)
さっそくダウンロードしてみましょう。
こちらにもダウンロードリンクを貼っておきます。
「Shader Graph Example Library」を開く
こちらのプロジェクトを開いて、下記の「ExampleScene-Procedural」シーンを開きます。
すると45種類のシェーダーが格納されたシーンが開きます。
再生すると↓こんな感じ。
左上の緑丸にアサインされているシェーダーを開くとこんなノード群が開きます。
これは簡単に説明すると、円を作るノードとそこに緑カラーを乗算するノードで構成されています。
言葉にするとめっちゃシンプルですねw
このシェーダーだけで「Vector」「Ellipse」「Multiply」の3つのノードが何を意味しているのかを学ぶ事ができます。
左上から順に徐々に複雑なシェーダーになってますので、順番に覚えていけば効率よくレベルアップできそうです。
次回からはこのエディターとサンプルシェーダー45個の内容を解説していこうと思います。